臨時国会 会期延長   

平成20年11月27日
(ブログより抜粋)

今月30日で臨時国会閉会のはずが会期延長の見通し。
思えばメディアの過剰な解散報道、自民党幹部の早期解散論、挙げ句には解散権のない民主党の過剰とも言える国会運営等、この国の政治は国際的金融経済危機に際しても権力闘争に国会の場を利用している。
年末に向かって中小零細企業の資金繰りが大変な事が分かっているにも係わらず!

新テロ対策特別措置法改正案は参議院で採決まで決まっていたが、民主党の解散要求で行われていない。金融強化法案も採決の予定も立たない。麻生総理も2次補正予算案の提出を来年通常国会に提出する意向であり、リーダーシップを発揮しているとは言い難い。説明もはっきりとするべきある。
民主党も何時までも「解散!解散!」と叫んでいないで必要な採決を行ってほしいものです。

会期延長がこの2法案の再可決のために行なわれるだけならばこれこそ税金の無駄遣いである。今臨時国会に2次補正予算案を提出しないと決めた麻生内閣が、民主党の要求で提出することはないだろうし、解散も年末年始にかけても行われることはないのだろうから。
今は金融経済の安定のために党派を超えてやれるべき対策を総てやり通すことが重要なことであると思う。

20年前の古い国会から変えなければ。