予算委員会が始まりました

平成20年2月8日
(ブログより抜粋)

いよいよ予算委員会が始まった。
与野党の真摯な議論を期待する。
それにしても道路特定財源暫定税率については、まだ政争の具にされそうな雰囲気である。
残念な事に、これまで道路特定財源で国交省の公務員宿舎の整備を行っていたなど、考えられない使い方をしていた事も明らかになった。
省庁の税金に対する姿勢に怒りを覚える。
こんな事をしているから、国民皆さんの信頼を得られないのである。
正に、無駄遣いそのものではないか。
こんな事があたり前に行われているのであれば、やはり国の統治を変え地方分権を実現し、霞ヶ関を解体するしかない。
私は今回の道路特定財源問題は地方自治体側に立って考えてきた。
20年度予算を考えれば、この時期の問題としては余りにも自治体にとっては大きな問題であり、地方が混乱する事は明らかである。
だから、時間をかけて税制の全体的見直し、地方税の在り方を議論すべきである。
その前提として、自治体の理解と協調が不可欠である。
民主党も早く対案を提出し財源根拠を示すべきではないだろうか。
ガソリン値下げ隊と称する議員がガソリン25円安くなると叫んでいたら、今度は一般財源にすると叫んでいる。
本当は何をしたいのか分からない。
だから選挙目当てとしか言いようがない。
明日、宮城県地方6団体や経済界による道路整備と財源確保を求める県民会議が電力ホールで開催される。
報道によると、民主党議員は同時刻に街頭活動を近くで行うようであるが、堂々と県民会議に出席し民主党の考えと議員としての考えを主張されるべきではないだろうか。
何を持って欠席し、街頭活動を行うのか。
選挙のためだけなのか、政治の責任をしっかり果すべきでは!